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続ピアノで歌伴奏するときに大切にしていること
前回の日記の続きです。
私がピアノで歌伴奏をするときにたいせつにしていること
それはテンポ(速さ)等速感覚を養うことです。
要するにメトロノームの練習を必ず行うということ。
曲がポピュラーの場合は必須です!クラシック曲でも自分のテンポ感覚を知るために最初は使います。
意外と合わせてみると、どんどん速くなっていることがi未だにありガッカリします・・・
具体的にお話すると、遊音祭で演奏した「スタンドアローン」は♩=65でした。
これは、1分間に65個4分音符が入る速さという意味です。
1分60秒なので、時計の秒針より少し速いイメージです。
このテンポをキープするってわりと練習が必要です。
慣れるまでキッチリとメトロノームに合わせてずーっとピアノを弾いています。そうすることで、テンポが自分の中に自然に入って来るんです。
でも、歌の方と合わせる時はもちろんメトロノームではなく”息”に合わせます。
フレーズ(主にスラーの書いてある部分)をどこまで感じるか、どこまで一息で歌いたいかはそれぞれなので
最初はそのタイミングをつかむことが伴奏者にとってはとても大切なことです。
じゃあ メトロノームの練習なんて必要ないんじゃない?
と思われるかもしれませんが、やはりそれはそれでやっておく必要は大いにあります。
自分の演奏の癖を知ることができるから誰かと合わせても”ブレない自分”を持っていられるので安心なんです。
ポピュラーでも、ドラムがない場合は自由に歌に合わせ伸び縮みを楽しみながら演奏できるので私は最近デュオが好きになってきました。
(昔は誰かテンポキープしてほしいなと思っていました)
生徒さん達にもメトロノームの練習は必ずと言ってよいくらい宿題にします。
例えば、「エリーゼのために」だってメトロノームと合わせてもらいます。
出だしと中間部のテンポがあまりにも変わり過ぎていないか?客観的な視点は必要です^^
なかなか好きにはなれないかもしれませんが、メトロノームとお友達になることで
演奏が安定することは確かです。
ぜひ、ピアノの近くに置いておいてくださいね♪