ブログ
iPad標準アプリgaragebandを使って作曲に挑戦@ハートフルポート
横浜市旭区南万騎が原徒歩7分アンピアノ教室赤松靖子です。
10日前のイベントです。
南希望が丘にあるNPO法人ハートフルポートからのご依頼で、garagebandを使って作曲に挑戦する講座の講師を務めてきました。
これは、本当に準備を念入りにしました。
なぜかというと
子供から大人まで、なおかつ、楽器経験あるなし関係なく幅広く
という方たちを対象としたイベントだったからです。
私でなかったら、どんな指導案で進めていくのだろうか??と、他の方にも担当していただいて見学したいくらいです。
結果、とても皆さん楽しく、最終的に短い曲(ボカロといえるのかは?)が作れたのでよしとしよう!と自分では思っています。
使った教材は春畑セロリ先生のカードで作曲ゲーム。
こちらを最初に使って、リズム、拍、テンポ、を体験してもらいました。
そのあと、メロディを作るためにはまず、歌詞から!という順序で今回は進め
子供たちに楽しいことを書くか、心の叫びを書くか、を決めてもらいました。
前者ならメジャースケール、後者ならマイナースケールが合うよ!
ということを私の作った2種類の歌詞で例題として聞いてもらいました。
これが・・・自分で言うのもですが、あまりにもつまらない歌詞で恥ずかしすぎでした。けれど、それが子どもたちには受けたみたいで(笑)
そこにいた4年生と5年生女子はささっと歌詞を書いてくれました。
ここで、想定外のことが起きたんです!
私がその歌詞を読んだら・・・
個人情報、プライバシーの侵害だ!!読まないで!!
と、ぴしゃり(苦笑)
なるほど、そういうお年頃ですよね、
というわけで、彼女たちの心の叫びを公表することはできず
そのままその素敵な歌詞にメロディをつけてもらい
次に伴奏
次にベース
猛烈なスピードでそこは力技で進め、↑のような状態に全員できたところで一人ずつ発表してもらいました。
せっかくの歌詞を言えなかったのは残念でしたが、楽しそうに取り組んでいる姿は微笑ましかったです。
中でも、小学1年生の男の子が目をキラキラさせて
「家に帰って続きをやりたい!」
と言ってくれたことはとてもとてもうれしいことでした。
大人は思い思い心の声を歌詞に乗せてお人柄あふれる作品ができあがり、さすが!!という感じでした。
ずーっと気になって気になっていた講師のお仕事が、まずまず、楽しい雰囲気で終えられほっとしました。
が。。。
実はこの先も、このお仕事が継続することになりました💦
詳細につきましては、後日こちらへご案内します。
日程と時間は決まっています。
4月21日(日)13時30分~
ハートフルポート https://npo-hfport.blogspot.com/
毎月第3日曜日の同じ時間。6月まで3回連続講座を担当させていただくことになりました。
今回は、私とあるIT企業家青年とのコラボ音楽講座です。
とても誠実な、音楽愛溢れる若い方と一緒に音楽普及活動ができることになり、わたしもワクワクしています。
IT関係の専門家、ギター専門(ギターの先生)、世代が違うので感性も違う私たちの講座にぜひ、お運びください。
キャサリン・ロリン先生のセミナーを受講して
横浜市旭区南万騎が原徒歩7分アンピアノ教室赤松靖子です。
今日はとても素敵なセミナーを受講しました。
しかも、アメリカの先生の講座を家にいながら受講できるなんて!なんという贅沢なことが可能になる時代!!
というわけで、キャサリン先生(作曲家)の思い、生徒さんに教えるべきことを学んだ2時間余りを振り返ります。
まずはこのテキスト。
ピアノを始めたばかりの小さな生徒さんの発表会で演奏する曲を選んだり、日頃のレッスンで使う生徒さんもいます。
歌うこと!
をとても大事にしているとおっしゃっていました。
そうか・・・
もっと歌わないとダメなんだ・・・歌が苦手💦(声が悪い)
歌わないと表現につながらないな〜ということを改めて感じました。
ただ、このテキストは英語の歌詞なので、日本語に訳す?のはナンセンスな気もするから
歌えそうなところは英語で、あとはラララで良いのかな?なんて。
演奏中のキャサリン先生!
そして、いつか発表会で扱いたい!と前々から思っていたMuseum Master Piecies。
絵画を観て、そこからインスピレーションを得てキャサリン先生が作られた作品がたくさん。
ゴッホ、モネ、葛飾北斎、北斎の娘さんの作品まで、美しい絵を見ながら演奏するって、なんて素敵な経験でしょうか。
どれも本当に素敵な曲ばかりなんです。
曲集丸ごと演奏してくださった盛りだくさんなセミナーでしたが
私の心の中に1番印象深く残った曲はこちらです。
「Summer's Dream」
キャサリン先生のYouTubeチャンネルから。
メロディの7度跳躍はなぜか?
についてお話ししてくださったのですが。。。
これがもう、泣けました。
作曲家の音に込めた思いを聞くって大切なことですね。
世の中のどんな小さな曲にも、作った人の思いが必ず詰まっている。
私たちはそういつも思って、大切に演奏しなければなりません。
そして、こんな素晴らしい企画をしてくださった関西の先生方に感謝です。
そして私は、レッスンに今日の学びを活かします!
音符がすらすら読めるようになるために私がレッスンで生徒さんに行っていること
横浜市旭区相鉄いずみ野線南万騎が原駅徒歩7分、考える力を育てるピアノ強室アンミュージックラボ赤松靖子です。
ピアノを弾くためには楽譜が読めるようになることはどうしても必要なことです。
ここを丁寧に進めて行くことにとても私は力を入れています。
まず、何から始めるか。
それは、ドレミでおしゃべりすることからです。
・まねっこしてドレミで歌う
・オリジナルカードでゲーム
・ドレミファソランドという教材を使っておうちで繰り返し学習
・いろんな音名からスタートして言えるようにする
例えば ミ(ファ・レ・シなどスタート音はいつも変える)から1つずつ上がって言う、下がって言うもやる。
などなど、ドレミでお喋りはかなりやります。
その後、1本線を引いて、そこに黒い磁石を3つ置き、3つの音の動きを観察しながら
最初の音を決めて残りの2つが何の音になるか言えるように練習します。
写真があると良いのですが・・・手元にないので想像してください!!それも大事!!
その後、1本線を5線にして(以前は徐々に線を増やしましたが、案外わかりにくいのでここから一気に5線へ移行します)
まずはト音記号とヘ音記号の中央ド、そして、それぞれの記号の約束の音を教えてあげます。
中央のドから広げて行きますが、必ず音符の動きを見て行きます。
このやり方ですと、最初の音符がわかればあとはどんどん読めるということになり、子供たちにとっても楽です。
ですが、並行してフラッシュカードでの1音読みも行います。
こうやって書いていくと、本当に少しずつのステップを経ていることがおわかりでしょうか。
マイファーストピアノアドベンチャーシリーズのAからCを終える頃には、ト音記号真ん中ドからソ、ヘ音記号真ん中ド~ファまでは
みんなバッチリになります。
そこからは生徒さん次第ではありますが、より確実に読めるようにするためにオリジナルのプリントを渡したりします。
今までは全員!!やってもらっていましたが、最近は希望した方のみです。
私のオリジナル音符読みドリルはたくさんあるのですが、今日は2つこちらに公開しますのでよろしければお使いください。
線の音1.pdf (0.1MB)
間の音1.pdf (0.09MB)
音符をたくさん読んで、ピアノで弾いて。楽譜を読むことが得意になってほしいです。
ピアノを通して、「これが得意だよ!」という自信をつけてあげることって大切です。
銀河鉄道の夜を読み直し、学び直しの最中に気づいたこと
横浜市旭区相鉄いずみ野線南万騎が原駅徒歩7分、考える力を育てるピアノ強室アンミュージックラボ赤松靖子です。
今年最初に行ったコンサート 朗読とサックスアンサンブルで送る「銀河鉄道の夜」についてはこちらの記事に書いておりますが
その日以来、頭の中は銀河鉄道でいっぱいです。
宮澤賢治全集を買い、がんばって(文体が古いのでかなり読みにくかった)読んだもののやっぱり意味不明な部分があり
その後、YouTube先生のお世話になりそれに感動して
それを自分でも確認しなければと、様々なサイトをググっては私なりにこの作品と宮沢賢治という方について掘り下げて行きました。
そして、昨日は横浜にあるプラネタリウムで「銀河鉄道の夜」を鑑賞し、また大感激して帰りに1冊宮沢賢治集(現代風の文体で解説付き)本を買って帰ったんです。
プラネタリウムはとてもお勧めです。お子さまにもわかりやすくできていましたが、小学生でも高学年向きかなと思います。
予告編はこちら!
エンディングで流れた宮沢賢治作詞作曲「星めぐりの歌」が心に沁み入りました。
その曲は知らなかったのですが、皆様ご存知でしょうか。
知れば知るほど、銀河鉄道の夜という作品の奥深さが胸に迫って来るようです。
そして、いろいろわかってからもう一度石川亮太さん作曲「銀河鉄道の夜」を聴くと
冒頭から涙が出そうになって、何度聴いても胸が熱くなります。
だいぶ前から石川さんの本作品を知っていたわけでもなく
「きっとこれ、良さそう!」
最初はそんな直感?を頼りにチケットを買って、なんとなくワクワクしていたのですが
コンサート後、こんなにも長く、というより、こんなにもこの作品からいろいろなことを学ばせてもらえるなんて考えもしませんでした。
1つの音楽作品から、日本文学を学び直し、作者について知り、当時の事を知り、そして再度CDを聴き作品の良さを感じる。
これこそが私が理想とする世界かなと思いました。
様々な疑問や好奇心を満足させるために、自ら調べ、知識を身につけて行く。
そういった私の生きる姿勢を、音楽を通して子供たちにも伝えていきたいです。
神奈川バーチャル解放区2022に応募しました
横浜市旭区相鉄いずみ野線南万騎が原駅徒歩7分、考える力を育てるピアノ強室アンミュージックラボ赤松靖子です。
慌ただしく過ごした11月、12月でしたが、突如思い立って神奈川県主催の動画コンテストに応募しました。
※コンテストの詳細はこちら https://www.pref.kanagawa.jp/osirase/0204/kaihouku_virtual/index.html
今年のテーマ「ともに生きる」
ホームページを何度か見ていたのですが、ずっと響かなかったのに
11月のある朝、急にあの曲にぴったりだ!と思ったんです。
もっと前に気づけばよかった💦
あの曲というのは・・・
2022年5月に開催したピアノ発表会のラストで子供たちと歌った「いいな いいね」
ゲストでお越しいただいた作曲家石川亮太さんが作曲、奥様でピアニストの洋子さんが作詞なさったとてもやさしくて温かい素敵な曲です。
概要について、YouTube説明欄より引用致します。
お2人のお子さまには、アスペルガー症候群という発達障害があります。
集団生活ができるだろうかと不安を抱え入園した幼稚園。
そこで出会った園長先生、そして保護者の皆さんが 「いろんな子がいていいんだよ。みんなみんな素敵なんだよ」 と言って支えてくださったことから誕生した曲だそうです。
いろんな個性を持った子供たちと長く音楽を通して関わってきた者として その言葉に大いに共感し、この曲を最後に皆で歌いたいと思いました。
お互いの個性を認め合う 「いいな いいね」 のようなやさしい世界が、もっともっと世の中にひろがりますように。
応募動画はこちらです!
動画で歌ってくれている生徒さん達、目の前に保護者の方達やお客様が座っていらっしゃったので
中には小恥ずかしくて、固まってしまっている子もいますが
日頃、私の前ではみんなとても元気で、明るく、お喋り大好きな子たちばかりです。
もっと笑顔で歌える指導ができればよかったのですが、こういう事を作り込むのはあまり好きではないので
子供たちには歌の練習をしておいてね!と言って、あとはそれぞれに任せています。
みんなちがって みんないい
それが私のピアノ教室の個性なのかなと思ったりします。
ありのままでいることは、大人になるにつれ難しくなりますが
せめて、子供のうちは「ありのままで素敵なんだよ」と言ってあげたいです。
なので、ピアノはみんな自ら選んでレッスンに来ているお子さんばかりです。
さて、この動画の審査は1月、審査結果は2月発表予定だそうです。
お教室の保護者の皆様、私の知人友人のご協力で審査対象の500回再生にはなんとかこぎつけました。
結果やいかに??
でも、この素敵な歌がコンテストをきっかけに広まったことだけでも十分私はよかったなと思います。
「いいな いいね」
ぜひ、聴いて口ずさんでください。