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2022-07-14 11:12:00

アンミュージックラボ発表会「生徒さんの作曲を作曲家石川亮太さんがビフォーアフター!」

横浜市旭区相鉄いずみ野線南万騎が原駅徒歩7分、考える力を育てるピアノ強室アンミュージックラボ赤松靖子です。

発表会が終わり、ホッと一息をつく間もなくコンサートの準備に追われる日々ですが、発表会の振り返りも動画を編集しながら同時進行でがんばっています。

 

 

今回の発表会で私が一番伝えたかったことは「聴く」こと。

 

出演してくださった生徒さん、アンミュージックラボの仲間の演奏を聴く

 

ゲストで来てくださった作曲家石川亮太さんとピアニスト石川洋子さんの素晴らしい演奏を聴く

 

そして!

 

石川亮太さんが作曲作品をビフォーアフターしていただく授業を聴く

 

小さな生徒さんにはまだ難しかった内容だとは思いますが

 

演奏だけでなく、お話をじっと聞く姿勢を学ぶ経験ができたかなと思います。

 

そして

 

素敵な音楽を聴いて、ワクワクしたり楽しい気持ちや退屈な気持ちを感じることは経験できたかと思いますが

 

この授業を聴いて疑問、感想、何か心に浮かんだでしょうか?

 

 

疑問?

 

そうです、疑問。

 

 

お話を聞いて、「なるほど」や「よくわからない」でも、何でもよいのですが何かしら感じることはあると思います。

 

それと同時に「疑問」がどれだけ湧くかもすごく大切だと思いませんか。

 

それは、日々のレッスンにもいつも何かしらの疑問(質問)を持ってきてほしいと私が思っているからでしょうか。

 

レッスンに来て、ここはどう弾いたらいいのか?どうしてうまく弾けないのか?そんな「なぜ」を1つでも持ってきてほしいんです。

 

逆に言うと私は「なぜ」がたくさん浮かぶ人です。

 

例えば、別のピアノの先生がこういう企画をされてそれを見せていただけたら 

 

どのくらいの時間をかけて作ったのかな?

最初に何から始めたんだろう?

 

もう、挙げたらきりないくらいたくさん出てきそうです。

 

その「なぜ」こそが前に進む原動力だと思っています。

 

 

YouTubeでご覧になった方はどんな感想をお持ちになるでしょうか?

 

 

最初はここから! 

IMG_6568 (1).JPG

 

気持ちをメロディにしてみよう!

 

という宿題を出したときの5年生の生徒さんの作品。

 

拍子がないね!やら、尻切れトンボじゃないこれ?

 

なんてところから始まって、最終的にこんな素敵な曲ができました。

 

アンミュージックラボYouTubeチャンネルをぜひご覧ください。

https://youtu.be/FcnfeCltRyc

 

当日の授業を私がいろいろ説明するより、こちらを見ていただくのが一番かと思います。

 (今どきは長い動画は最後まで観ていただけないかもしれない!!と考え8分ほどの長さにしました。)

 

「私と猫の別れ」

「学級委員責任重大」

「雨の日曜日」

 

どれも、子供たちの素直な心がタイトルになっていて、すごーくいいなと思いました。

 

でも、やっぱり曲を作る事って大変なことだったので、チャレンジした生徒さんに続編作る?

 

と聞いても苦笑いされちゃいますが!

 

講評の時間も、生徒さんより、大人の方の方が楽しかったかもしれませんし、そんな感想を多くいただきました。

 

こういった取り組みの大切さ、実行した意図を理解していただくには

 

それぞれのご家庭により価値観は様々であることは知りつつも

 

アンミュージックラボに通う生徒さん、保護者の方達には伝わっているのではないかと信じています。

 

音楽がずっと好きでいてほしい

 

豊かな人生を送ってほしい

 

これはほぼ全員の保護者の皆さんが体験レッスン時のアンケートに〇をつけられる項目です。

 

その願いをかなえるために私がいます。

 

ピアノの進み具合だけでなく、こうやって主体的に音楽を作ってみることや

 

「聴く」ことの大切さを教えてあげることも、将来的にはきっと役立つと思っています。

 

子どもが聴かないから・・・興味を示さないからと諦めず、いろいろな種をまき続けることが大切です。

 

これからも、こういったことを大切にしながら、音楽大好きなご家庭との出会いを待っています。