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いつも楽しいピアノレッスンばかりで大丈夫でしょうか??
横浜市旭区相鉄いずみ野線南万騎が原駅徒歩7分、考える力を育てるピアノ強室アンミュージックラボ赤松靖子です。
今日は久しぶりに夏日ですね。
今日で終わる8月。暑かった日々を名残惜しむような日差しに、ちょっとだけ寂しいような気持がしています。
最近はあまり言われないのですが、以前は今日のタイトルにあるような質問
「先生、いつもニコニコ楽しいレッスンですけど、もっと厳しくしても大丈夫です!」
と、保護者の方からたまに言われていました。
最近は指導法もバラエティ豊かになり私のニコニコはほとんど言われることありませんが
数年前までの保護者の方の中には、「厳しさ」「規律」を求められる方も少なくはありませんでした。
私も、先生になったばかりの頃は厳しかった?と思います。
練習してこないとか、毎週同じことをレッスンで伝える繰り返しにもどかしさを感じ
そして、やっぱりお月謝をいただいているのに申し訳ない!
なんとかしなければ!
と、必死になっていました。
今思えば、必死に練習の大切さを子供たちに訴えても、何も良いことはないということを学ばせていただいていた時期でした。
練習を習慣化できるようなプリントを作ったり、コーチングを学んだり、コンクールにチャレンジしたり・・・
本当にあちこちセミナーへ出向いては
どうしたら生徒さん達が自ら練習してくれるか?を探し続けていました。
でも、結局最近はシンプルに「子供たちが楽しくレッスンで過ごすことが一番大切!」
そう思って、毎回のレッスンがなるべくワクワクするような内容を考えることに心を注いでいます。
とにかく、どんな表情でレッスン室に入って来ても、帰る時は笑顔になる。
そんな努力です。
子供たちの個性を引き出すためにも、一人一人の好きなこと、大事なものを必ずチェックしています。
長くピアノを続けていると、どうしてもマンネリ化してしまうレッスンを
いかに楽しく過ごしてもらうか。
そう思って、ピアノにこだわらない!
例えば、歌が好きな生徒さんはどんどんそちらを伸ばしてあげる。
クイズが好きな子には、いろんなクイズを出す!
そんな他愛無い、ちょっとした工夫ですけど、子供たちは「無理強いしない」「なんか楽しい」「こだわらない」ことに安心してくれます。
その積み重ねの結果
「先生が好き!」
と、私も行ってもらえるようになり、レッスンが楽しくてピアノは続ける!にどんどんなっていきます。
不思議なもので、いつも楽しいレッスンを行っていれば、生徒さんはちゃんと練習もしてきます。
なので
ここ数年
練習がんばってね!やら、保護者の方に練習のお声掛けをお願いしたり、夏休みだから練習チェック表を作るとか全くしなくなりました。
それでも、みんなすくすくと成長してくれています。
有難いですね。